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世田谷文学館(芦花公園) 未完の大長編「ガラスの仮面」,30年の軌跡である。 いいかげんに完結してほしい。月影先生を何回危篤にすれば気が済むのか。 マンガのカラー原画は美しいねえ。 昔見た「日出処の天子」(山岸凉子)の原画は渋めの色合いで,幽遠な美しさがあったが,美内すずえのは,いかにも少女マンガらしく派手な色遣いで,これはこれで美しい。 今回は原画もてんこ盛り,カルトクイズあり,「女海賊ビアンンカ」の舞台再現セットもあり,マニアにはたまらない展示である。 その上,単行本を読むスペースもあったりして,読んでいなかった38巻以降を読むことができた。最近は立ち読みさせてくれる本屋がないので嬉しかった。 舞台とドラマになっていたのは知っていたが,アニメにもなっていたのだな。 少女マンガはアニメになると顔が著しく変形してしまうので,大概がっかりする。「ガラスの仮面」も例外ではなく,ひどく原作を損ねた絵柄だった。 ちなみに,過去最悪の原作損壊アニメは「モンシェリーCoCo」(大和和紀)だろう。 少年マンガは比較的アニメになっても原作を損ねないのに,少女マンガはなぜ滅茶苦茶になるのか,不思議で仕方がない。ああ,でも,「あしたのジョー」(ちばてつや)のアニメは赦せないかもしれない。ジョーはあんな変な顔じゃないぞぉ。ジョーの原画も美しかった〜! アニメになると,人物の線が硬くなるから顔が変形してしまうのかな。 安達祐実主演のドラマは評価する。何といっても野際陽子の月影先生がハマりすぎていたことが功績大だが,松本恵の亜弓さんも,田辺誠一の真澄様もかなりイメージに合っていた。桜小路君の小橋賢児はやや難ありだったけど,マンガ原作のドラマの中では及第点以上だったと思う。 「紅天女」は創作能にまでなっていたのか。 おまけに酒の銘柄にもなっていた。知らなかった。すごいなあ。 そんなこんなの派生物も結構だが,本編のほうはいつ終わらせるつもりなのか。完結したら一気に単行本を買おうと思っているんだから,そろそろケリつけてくださいよ。 |
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